土方歳三氏命日

本日5/11は私の敬愛する土方歳三さんが亡くなられた日です。





亡骸埋葬地は未だに不明ですが、函館の埋葬伝承地数ヶ所から土を持ち帰り、供養した引き墓が土方家の菩提寺・石田寺にあります。
私も昨年お参りに行かせて頂いて、その時偶然にも子孫の愛さんとお会いして色々お話しをさせて頂きました。


こんな風に一介のファンが途切れることもなく訪れることを、子孫の方々が心優しく受け入れてくれるのは非常に貴重なことです。
というのもマナーのなっていない無礼者がとても多いから。
もはや侮辱なのでは…という非常識者も多く、現に沖田総司の墓などはそういった理由から参拝禁止となっています。


考えてもみて下さい。
私たちからしたら「歴史上の人物」という雲の上の様な存在であっても、子孫の方には近しい身内なのです。
自分の祖父母や曾祖父母、そういった人たちが眠っているところで遊園地のように騒がれたり、そのお墓に【記念】と称していたずらされたり…。
そんなことをされて嬉しい人がどこにいますか?


それに、石田寺は土方家のお墓だけがある訳ではありません。
一般の方のご先祖様が多く眠っていらっしゃるところです。
周りも一般の方が暮らしている閑静な住宅街です。


お墓参りをしないで欲しいと言ってる訳ではありません。
そんな権利もないし、私自身上記の通り参らせて頂いて、機会があればまた伺わせてもらいたいと思っています。
ただ「ファン」を名乗るなら最低限のマナーは守って欲しい。
というか、人として当り前のことです。
それすら出来ないのなら、幼児と一緒に「よいことわるいこと」を学び直したら、と思います。





他者に尊敬の念を持って接することが出来る、それが日本人の良いところだと思います。
私もこれを書きながら、自省しなければなぁと思うところもありました。
お互いに「これはいいのか?」って気遣いながらファンを続けていけたら一番です。


何を置いても、土方さん…広い意味で尊敬する人に恥じない行動をしたいものです。
今年も多くの方が命日・歳三忌・ひの新撰組まつりの際に墓所を訪れると思います。
考えたくないですが、もしマナー違反の方がいたら諭して頂きたいな、と思います。





土方さんが故郷で安らかに眠り続けられますように。