人種差別

『メンフィス』お疲れさまでした。
1/30〜2/22東京福岡合わせて全20公演。
そのうち、初っ端の1/31,2/1東京と大千穐樂2/22福岡、計3公演行かせて頂きました。
http://musical-memphis.com/


今回は「音楽」にまつわるお話だったので全体的な歌唱力がホント高かったです。
昨年11月の制作発表会でメインキャスト5人各々の代表曲が披露されたとき、失礼ながら「珍しく全員耕史くんより歌上手い…?」とか思ってたくらい。
っていうか練習しなくて既にこのクオリティかい、とか恐ろしくなったのを覚えてるわ。
まぁ当然と言えば当然、ジェロとJAY'EDは歌手だし、濱田さんと吉原さんは四季出身だし。
特に後者2人が身震いするほど凄くて耳が幸せでした。


あと話自体がとても好きでした。
ぶっちゃけ収束地点については多少モヤッとしてしまったとこもあるんですが、母親の影響でエルヴィス・プレスリーとかシュープリームスとかスリー・ディグリーズとか聞いてたので「そういう時代だよねー」というか。
それこそエルヴィスとか当のメンフィス出身だし年代的にもガッツリどんぴしゃだし、そういった時代のあれこれを経て今の音楽があるんだよなぁとしみじみしたり。
いやテネシー・ワルツとか古き良きアメリカ系な音楽も好きなんですが!
全部含めて自分の好きな音楽を好きなように聞いたり演奏したり出来るのって幸せなことなんだなぁ、と思いました。


そして耕史くん。
歴代で一番早口なキャラだったんじゃね!?っていうくらい凄かった、ヒューイ。
独特のDJ調っていうか滑舌SUGEEEEEEEEEEEEEEに加えて、普段のフラフラしたおふざけスタイルからシリアスモードへの切り替えにもう溜息が零れた。
難しい曲が多いので高音のトコとかキツそうで心配になったりはしたけども、お芝居とのタイミングとかはやっぱこの人さすがだわ、って思った。
あとね、アドリブ入れすぎwww
前述の通り公演の最初と最後の両方見に行ったので良く分かるんですが。
舞台にあまり慣れてない方々は東京公演かなり固かったんです。
メインではなく脇でわりかし自由に出来るトコでも真面目に演技してるというか、あまり大きな動きもなく自然体な感じで。
でもそれが千穐樂ではかなり大胆にアドリブ入れて来てましてね。
雰囲気でキャストの仲の良さが伝わってくるというか舞台自体を楽しめるようになってるというか。
な・の・に!
耕史くんてば最初の方からもうかなりアドリブ入れてましたよもうw
まぁ役が役だけにおふざけいっぱいしてた方がいいんですけど、何かもう細かく演技しすぎてて笑いこらえるの大変だった(笑)
そのくせ上演後のアフタートークで「全くアドリブとかしてませんけどね(`・ω・´)キリッ」とか一体どの口がそれを言うのかwww
だけどシリアスなとことかホント切なくてきゅぅんってなって、あぁやっぱ凄い。
あと福岡ではストリップシーン(語弊)の手付きがエロくなってて、くっそありがとうございました。
短髪金髪の七三&三つ揃えの脱衣プレイを間近で見られるとか何なのもうけしからん(歓喜)


福岡公演後のアフタートーク時。
お客さんの盛り上がりがなかなかおさまらなくて、トークに困って唐突に悟空@DBのモノマネ始める耕史くんw
というのも、劇中で自分が白人であることをラジオで流すシーンがあるんですが、そこでヒューイが言うのは「オッス!オラ白人!」なんですよw
で、その話から悟空のモノマネを(笑)
しかも「クリリンのことかっ!」っていう名台詞で、1度ならず2,3回はやったよwww
それでお客さんが余計に盛り上がっちゃって何故か新ネタでフリーザのモノマネもすることにw
その時いきなり舞台端の照明が1ヶ所パーンッ!って割れて。
もう凄いびっくりしましたよ。
幸いにも上演後だったのでバンドメンバーもはけてたし、演者さんはみんなステージ前方に集まってたので誰も怪我とかしなかったんですが。
そこですかさず「あれクリリン(の身代わり)ですかね」って言って笑いをとって場を和ます耕史くんさすがでした。
その後何事もなかったかのようにフリーザのモノマネを披露しw
フリーザでヒューイのモノマネ」という吉原さんからの無茶ぶりに応えて、フリーザの声で「ハッカドゥ!」と言って終わるという酷い内容でしたwww


福岡公演のハプニングと言えば、1部終了間際ゲーターの一番良い歌唱シーンでハウリングが起きてしまって。
あれは本当にもったいなかった。
凄く感動するトコなのにキーンってなって…(´・ω・`)
あとラストもラストのとこで濱田さんがこけた―――――らしいのですが、私全然気付かなかったんですよね。
だって舞台袖にはけてく耕史くんを目で追っt(ry


そんなこんなでいろいろありましたがとても見応えのある舞台でした!
近い福岡で見られたというのも嬉しかった。
いつもは東京以外だと大阪しかないので。


次は5月の『嵐が丘』です。
映画やドラマにもなったので題名は知ってるものの内容良く知らなかったので、準備も兼ねて今原作読んでるところです。
既に脳内でヒースクリフのビジュアルが耕史くんでやばい。




                                                                              • -



それはさておき、botさんが「第2回 やまもとこうじ総選挙」を開催して下さってます。
http://t.co/EVuLHQlfS4


自分は悩んだ挙句、ドラマ・映画部門は土方さん@新選組!、舞台部門はサリエリ様@ロックオペラ モーツァルトに投票しました。


まぁね、土方さんはもう揺るぎない。
磐音さんも典膳さんも、最近だと完二郎兄さんも素敵だったけどやっぱ土方さん1番過ぎる。
だって史実土方さんのファンになってから20年以上なんだもの。
それにビタッとハマってしまった以上、相乗効果半端ない。


舞台部門は結構悩んだ。
モントロン伯爵も三谷さんさすがの当て書きでハマり過ぎだったし、切なくて美しかったヘドちゃん、記憶に真新しすぎるヒューイも捨て難い。
でも1番好きなのはサリエリ様です。
この舞台自体が音楽・美術・演出、どれを取っても好き。
なのでルージュver.のモーツァルトも好きなんですが、インディゴver.の方がしっくりきすぎてて。
というかサリエリ様@耕史くん&モーツァルト@あっきーっていう組み合わせが最高過ぎたの!
あっきーが自由奔放で元気いっぱいな裏で、苦悩してじんわり憎悪膨らませていくサリエリ様が美しすぎてエロすぎて…マジ尊い
はぁ、今思い返してもうっとりする。
ライブ音源ある分、何度も何度も聞いて感情が増幅されてる。


振り返ってみると、どっちも元ネタが好きなんだよな。
土方さんは言うまでもなくだけど、サリエリ様は映画『アマデウス』が好きだから。
人生で初めて泣いた映画というか、今でも見たら絶対泣く映画というか、とにかく自分の中で長年上位に君臨してる作品。
好きな題材×好きな演者=∞ですよ。
うん、結果発表楽しみです。