忙しくてヒィヒィ言ってる癖に、念願のDRUMLINE LIVE見に行ってきました。


ドラムラインライブ DRUMLINE LIVE
http://www.drumline.jp/


2010/08/18(WED)
会場:兵庫県立芸術文化センター
開場:18:15
開演:19:00


でね、何が凄いって、オープニングアクトが石川直&鼓喇舞!
ありえなくない!?
この人らでワンマン行けるくらいだよ!?
ちなみに兵庫5公演中3公演が石川直&鼓喇舞、残りの2公演は淀工吹奏楽部。
淀工吹奏楽部っつったら名門中の名門だけど、やっぱプロのパフォーマーさんを見たいし、ヨカッタ♪


で、OA、てっきり開演時間の19:00から始まるかと思ってたんだけど、10分前くらいにフラリと石川さんがスネア持って出て来て。
!?
まだ席も埋まってないし、当然客席は煌々とライト点いてる。
そんな中始まった石川さんのアクト―――――凄っ。
ようつべとかでは見たことあったけど、やっぱ生で見ると迫力とか全然違う。
吸い込まれる。
あ、ちなみに私の席は前から5列目の一番右端でした。
思わずホゥッと溜息ついていると鼓喇舞の方が2名スネア持って出て来て、石川さんをセンターにして今度は3人でアクト。
これまた凄い。
そしてまた2名…というカンジで、最終的にスネア×9&バスドラ×2で物凄く格好良い演奏でした。
思わず満足して帰ってしまいそうなほどに(笑)
わずか10分程度でしたが、ホント、オープニングアクトにするには勿体無いくらいでした。


さて、本題。
ずっと行きたかった割には、舞台の内容全く調べてなかった私。
映画『ドラムライン』のようなマーチングばかりかと思ったらそうじゃなかったんですねー。
ミュージカルって訳でもないから演者さんに役は付いてないし。
まぁ、ネタ用のキャラ的なものはあるみたいでしたけど(笑)
大筋の流れとしては、ドラムの祖アフリカでの発祥から各年代のヒット曲を追ってくカンジでしょうか。
各パートの合間には、スクリーンで音楽とかアーティストさんの説明があったりするんだけど、まぁ当然英語だわな(笑)
うすらぼんやり分かる程度の難易度ではあったけどもw
で、多分コレが特徴的だと思うんだけど、マーチングスタイルで演奏している時は、ステージを上から映した映像がスクリーンに写されるんです。
まぁ皆さんご存知の通り、マーチングと言ったら演奏もさることながら、その隊形の美しさが大きな見所な訳じゃないですか。
それを見れるように、って配慮なんでしょうけども…所詮は室内だし。
今回公演があったKOBELCO大ホールって、そこそこ大きい会場ではあるんですよ。
でもまぁ、やっぱマーチングは室内では厳しいよな。
ってカンジでギュウギュウな感は否めませんでした(´・ω・`)
http://www1.gcenter-hyogo.jp/sysfile/center/04_fac_lhall.html


1st。
まずは民族衣装でのショー。
それからHBCUスタイルをちょこっと。
その後、'60〜'80年代のヒット曲ということでTina TurnerとかSupremesとか立て続けのメドレーで、古き良きソウル好きの私歓喜ヽ(´ー`)ノマンセー
しかもTemptationsの「My Girl」のときにメンバーの1人が抜ける!?っていう小芝居があって(笑)
「え、どうなるの?」と思ってたら、まさかのお客さんから1名ステージに来てもらって踊る!
当然イイ年齢の男性がターゲットでしたが(笑)
おまけに「My Girl〜My Girl〜My Girl〜」ってハモっていくところで、そのお客さんの番でいざ「My Girl」って歌うとバックの音楽一斉に止まるっていうネタ付きでねwww
そりゃ日本語発音の「マゴー」が響き渡って会場爆笑ですよw
いやー、冗談の分かるお客さんで良かったよね!←
そしてその後はまさかのMJタイム!!
Michaelの衣装ちゃんと着て踊って「Beat it」「Smooth Criminal」「Billy Jean」「Thriller」ですよ!
客席の盛り上がりも半端なかった・゚・(つД`)・゚・
ここで照明ダウン。
「?」と思ってたら―――――糸人間出てきたwww
正確には、黒い衣装の上に糸人間の形したライトが付いてあるんですけど、照明ダウンで真っ暗だから、ホント糸人間www
さらに、7〜8人分それぞれのスネア胴にもライトが付いてあって「皿」←こんなカンジに見えるw
さらにさらに、スティックにも蛍光塗料が塗ってある&先端にライト仕込み?で、打った軌跡が何とも幻想的。
そんな不思議空間の締めはまさかのパックマンwww
パックマンが1人ずつ食べてく毎に糸人間のライトが消えてく仕組みです(笑)
言葉じゃ伝わりにくいけど、コレかなりおもろかったwww
そして1stの〆は「Amazing Grace」ゴスペル。


幕間。
20分の休憩を挟んでから2ndなんだけど、これまた5分前くらいに演者さんたちが客席に出て来て!
3人ずつ2チームに分かれて1階席の各所に行って、ドラムのリズムに合わせて手拍子する練習、的なw
最後の方には、お客さんと一緒に叩いてプチセッションみたいなカンジでちょっと羨ましかった〜(笑)


2nd。
パーカッションとしては、スネア・タム・バスドラとか個々の楽器持ってる演者さんとは別に、ドラムセットで演奏してる演者さんもいて。
2ndはそのドラムセットの演者さんソロからスタート。
途中、幕間で練習したリズムを絶妙に混ぜて来て、お客さんがちゃんと対応できるかのチェックをしてみたり(笑)
そのソロが終わると…キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
いや、実は1stの時点で「DRUMLINEと言いつつ“ドラム”部分少ないよな(´・ω・`)」って思ってたんです。
そしたら満を持して来たよ。
スネア・タム・バスドラ・シンバル、それぞれのパフォーマンス。
もう凄すぎて説明出来ない。
個人的にはやっぱシンバルのパフォーマンスで溜息。
シンバルって難しいんですよ、演奏したことないと分かんないかもしれないけど。
絶妙な空気の抜きとか、手の動かし方による音の拡散方向とか…。
あと勿論音質も。
とりあえずホゥッってうっとりしてた。
その後はSwingパートで「SING, SING, SING」「It don't mean a thing」と、あー、あの曲なんだっけな。
そしてラストまで勿論HBCUスタイル!
EW&Fきたよ!
あとPops系とかHipHop系もあったけど、大胆アレンジ過ぎて曲名分かんねぇwww
途中、Yankee VS Japaneseのドラムバトルも!
いや、Japaneseって言っても演者さんだから外国人さんだけどね(笑)
っつかJapaneseの代わりに「Tiger」って言ってたんだけど、それって兵庫公演=阪神タイガースってコト?
ちなみにドラムバトルは3対3→2対2→最後はタイマンで、お客さんの判定によりJapaneseが勝ちました(笑)
そしてクライマックス。
ドラムメジャー&MC&ダンサー以外の演者さんがみんな客席に降りて来て、そのまま演奏!
前述の通り、私、席1番右端だったんですよ。
その狭い通路にも演者さんが来たもんで、「鼓膜がっ!鼓膜がっ!」ってくらい近かった(笑)
客もみんなスタンディングで私も例の如くノリノリだったんだけども、去り際の演者さんに「イイネ!」的なジェスチャーされた。えへ。
アンコールはラストと同じ曲だったんだけども、演者さんがそれぞれソロ&お名前紹介でした。


いやー、楽しかった。
また映画『ドラムライン』見たいと思ったけど、DVDは実家に置いてたんだった\(^o^)/