詳細

PE’Zの新譜「黒船のジャズ」の詳細情報、オフィシャルに掲載されました。
http://www.worldapart.co.jp/pez/data/info


収録曲はこんなカンジだそうです。

M01. Milestones
M02. Autumn Leaves
M03. Chameleon
M04. My Favorite Things
M05. Watermelon Man
M06. Summertime
M07. Old Devil Moon
M08. Soul Bossa Nova
M09. My Funny Valentine
M10. Freedom Jazz Dance

「おぉっ!」と言いたくなる選曲で、思わずニヤけましたw


分からない方の為に、ちょこっと原曲紹介など。


【M01. Milestones】
ジャズに詳しくない人でも1度くらいは耳にしたことがあるだろう、マイルス・デイビスの名曲。
ジャズの王様なんて言われる一方で、本人は「ジャンルなんてくだらない」と全く型にとらわれず、数々の名曲を生み出していった名トランペッターです。


【M02. Autumn Leaves】
先日のMySpace Secret Showsでも演奏された「枯葉」ですね。
もともとはジョゼフ・コズマが作曲し、ジャック・プレヴェールが詞をつけたシャンソンだったのですが、数々の人たちが歌いアレンジしていく中で、いつの間にかジャズ・スタンダードと化していた名曲。


【M03. Chameleon】
こちらも“型にはまらない”ジャズの第一人者、ハービー・ハンコックの名曲。
今年で68歳になるにも関わらず、先日発表された第50回グラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞。
まだまだ現役なキーボーディストです。
っつか、私、すっごい好きなのよ。
初めて知ったのは、所謂“典型的なジャズ”サイドからなんだけど(「Cantaloupe Island」とか「Maiden Voyage」とか)、調べるうちに色んな曲風を持つミュージシャンなんだなということを知って。
思えばフュージョンというジャンルにハマったのも彼がきっかけだったかも。


【M04. My Favorite Things】
有名すぎるミュージカル&映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中の1曲。
劇中では、雷を怖がる子供たちを元気づける為に歌う曲なんですが、Sax奏者ジョン・コルトレーンがジャズ・アレンジして有名になりました。
そうですね、JR東海の「そうだ、京都行こう」って言えば分かるかな(笑)


【M05. Watermelon Man】
3曲目と同じくハービー・ハンコックの名曲。
数多いジャズナンバーの中から好きな人の曲が選ばれるなんて、凄い嬉しいんだけど。
っていうか、PE'Zのメンバーと感性近い!?
…はいはい、すいません、調子に乗りました。
で、この曲はどっちかというと「Chameleon」よりは典型的ジャズ寄りかな?
あくまでもサウンドが、ですが。
しかし、いつも思うんだけど、この曲のタイトル直訳すると「スイカ男」な訳さ。
志村けんが浮かぶのは私だけですか。


【M06. Summertime】
クラシックとポップス・ジャズなどの融合で数々の名曲を生み出してきたジョージ・ガーシュウィンのオペラ曲。
えぇ、元々はオペラ曲だったんですよ。
でも名曲の例に漏れず、様々なアレンジで愛されてきた訳で。
ガーシュウィンの曲としては、他に「パリのアメリカ人」や「ラプソディ・イン・ブルー」なんかが有名ですね。
特に「ラプソディ・イン・ブルー」はのだめカンタービレで印象的に使われたから、今では多くの人が知ってるでしょうね(マングースの着ぐるみ着て演奏する曲)。


【M07. Old Devil Moon】
『フィニアンの虹』というミュージカル&映画の劇中曲。
何が凄いって、この映画、当時28歳のフランシス・フォード・コッポラが監督。
おまけにスタッフに大学生のジョージ・ルーカスが…。
※元の曲はビリー・ホリデイの「THAT OLD DEVIL CALLED LOVE」ですか?
 誰かツッコミ願います。


【M08. Soul Bossa Nova
今年74歳になるクインシー・ジョーンズの名曲、…と言いたいが、今となっては『オースティン・パワーズ』のテーマと言った方がしっくりくるかもしれない(笑)
自身の曲としては「愛のコリーダ」なんかが有名ですが、名プロデューサーでもあるんですよ。
マイケル・ジャクソンがその良い例。
で、音楽関係だけじゃなく、MADtvっていうコメディ番組の製作総指揮も務めてたりして。
才ある人は何やっても才あるんですねぇ…。
余談だけど、MADtv、昔ちょっとハマってた。
日本ではありえない笑い作りっていうか、「大丈夫なの、そのネタ」みたいなw


【M09. My Funny Valentine】
サウンド・オブ・ミュージック』や『王様と私』などの名作ミュージカルの作曲を手がけてきたリチャード・ロジャースの名曲。
この曲も『Babes in Arms』という名作ミュージカルの劇中曲の1つで、チェット・ベイカーフランク・シナトラサラ・ヴォーンといった名だたるシンガーに歌われています。
私が初めて聞いたのはフランク・シナトラver.でした。
好きなんですよ、フランク・シナトラ
太くて強い声なんだけど艶があって、凄く魅力的。
歌上手いなんてレベルを遥かに超えた歌唱力とか。
そして、まるでドラマみたいな人生とか(良くも悪くも)。


【M10. Freedom Jazz Dance】
T.Sax奏者でもあり鍵盤奏者でもあるエディ・ハリスの名曲。
タイトルの通り、ジャズの枠を越えた曲風。
というか、指攣りそうです。
っていうようなメロディラインが特徴ですね。
…あぁ、でもHZM神なら楽勝だよ。










はい、偏見過ぎて全然参考にならない説明で、ありがとうございます。
とりあえず、このチョイスされた名曲をPE'Zがどんな風にカバーしてるのか。
そこが重要です。
絶対テストに出ます(何の)。



とにかく明後日が楽しみだということですよ!
フレックス使って早く帰っちゃおっかな!?