史提夫馬田

クルーゾー警部@ピーター・セラーズ

ピンクパンサー』見に行ってきました。
http://www.foxjapan.com/movies/pinkpanther/


ピーター・セラーズの『ピンクパンサー』はチラッとしか見たことないので、あまり比較は出来ないけど、彼亡き後、クルーゾー役にハマる人が現れなかったのは事実。
もともとクルーゾーは1作目『ピンクの豹(原題“THE PINK PANTHER”)』(1963)では脇役に過ぎなかったのに、セラーズの怪演で人気うなぎのぼり。
2作目『暗闇でドッキリ(原題“A SHOT IN THE DARK”)』(1964)では堂々の主役に。
その後、『ピンク・パンサー2(原題“THE RETURN OF THE PINK PANTHER”)』(1975)『ピンク・パンサー3(原題“THE PINK PANTHER STRIKES AGAIN”)』(1976)『ピンク・パンサー4(原題“REVENGE OF THE PINK PANTHER”)』(1978)と次々に続編が制作されるも、1980年に急逝。
ハードスケジュールによる心臓発作が死因とも言われています。
彼の死後、残存していたフィルムを再構成して『ピンク・パンサー5/クルーゾーは二度死ぬ(原題“CURSE OF THE PINK PANTHER”)』(1983)が作られたり、クルーゾーの息子を主人公にした『ピンク・パンサーの息子(原題“THE SON OF THE PINK PANTHER”)』(1993)が作られたりもしましたが、やはりセラーズの存在は大きく、クルーゾーを演じられる役者さんは現れませんでした。
アラン・アーキンの『クルーゾー警部(原題“INSPECTOR CLOUSEAU”)』(1968)はまた別)


今回、スティーヴ・マーティンがクルーゾーを演じることになったのは嬉しい限り。
勿論、賛否両論ではあるんだろうけど、私、個人的には『サボテン・ブラザース(原題“!THREE AMIGOS!”)』(1986)以来のファンなので凄く良かったと思う。
ただ、クルーゾーの“おバカさ”加減がやや知的っぽいな、とは思いましたが。


あと、被害者のサッカー監督グルアンがジェイソン・ステイサムでビックリした(笑)
それにスパイ006役のクライヴ・オーウェンも笑った(笑)
2人ともクレジットには出てなかったけど。
余談だけど、本家『007/ゴールデンアイ(原題“GOLDENEYE”)』(1995)では、元006が悪役だったんだよねw


うん、トータルして面白かったです。
結構爆笑しました(笑)
個人的にイチ押しのシーンは、クライマックス直前、パーティ会場に侵入したが警備員(?)に見つかってしまい、“クルーゾー@スティーヴ・マーティン、ポントン@ジャン・レノ、2人で××”のシーンです。
ま、見た人なら分かるだろうし、見てない人は見てくれ。
絶対笑うから(笑)


という訳で、続編作っていきまっしょい!

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