休息

昨日は予想以上に疲れてたらしくて、熟睡しました。
目覚ましをかけてたから起きれたけど、かけてなかったら夕方近くまで寝てたかもねー。





で、映画見に行きました。
プロデューサーズ(原題“THE PRODUCERS”)』(2005)
http://www.sonypictures.jp/movies/theproducers/





※ややネタバレあり





やっぱミュージカルは好きだわー。
で、舞台のオリジナルキャストでもあるネイサン・レインマシュー・ブロデリック、ゲイリー・ビーチ、ロジャー・バートは言わずもがな「さすが!」といったところ。
そして意外だったのは、ウィル・フェレルが予想以上に歌上手かったこと。
彼自身のコメディは好きだから結構見てるんだけど、失礼ながらここまで美声とは思ってなかったです。
ゴールデン・グローブ助演男優賞にノミネートされたのも納得。
で、本作が初ミュージカルのユマ・サーマンですが…。
いや、歌もダンスも凄く良かったんですよ?
でも彼女の雰囲気がウーラのキャラと違う様な気がしてしまって…。
舞台のウーラ役がどんな女優さんか知らないんですけど、自分的にもうちょっと“ふわふわ”系なカンジだったので。


そうそう、クレジット後の“Goodbye!”のシーンで、製作・脚本・作詞作曲のメル・ブルックスが出てました〜!
彼を知らなかったら「何でラストでこのおじいちゃんが?」と思うことでしょう(笑)


これも海外のミュージカル映画化の難しさの1つだと思うんだけど、まずは“rhyme”、つまりは“韻”。
ラップとかが有名だけど、ミュージカルの歌詞って状況説明を含むから下手すれば難くなりがち。
それを軽く聞き易くしてるのが韻だと思うんだけど、それって英語でしょ?
やっぱ和訳すると変わってきちゃうのよ。
本作の翻訳は、良くも悪くも意訳の上手い戸田奈津子さんだったので余計に。
あと、2人のキャストが別々の歌詞を歌うハーモニーのトコとか。
字幕の都合上、どうしてもどちらかの歌詞優先になってしまうから。
そして、今回のメル・ブルックスもそうなんだけど、オリジナルがあるとそれに対するオマージュという形で何らかの“跡”を残すのよね。
でも、オリジナルを知らない人間には全くわからない。
それが流せるようなシーンなら兎も角、結構重要扱いされてたりするとねー。


う〜ん、難しい。


ちなみに同じブロードウェイってコトで『オペラ座の怪人(原題“THE PHANTOM OF THE OPERA”)』(2004)『シカゴ(原題“CHICAGO”)』(2002)と比べられてますが、純粋に曲だけでいうなら自分はこの2本の方が好きだな。
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