安堵

母が先月30日に手術をして入院中なので、この土日、大分に帰ってました。


母はもともと甲状腺に病気を持っていて、ちょうど私を妊娠しているときに1度その手術を受けました。
甲状腺”っていうのは喉仏ところにある蝶形の臓器(http://www.noguchi-med.or.jp/illness/thyroid/overview01fig01.htm)で、そこに出来てしまった腫瘍を放射線を当てて除去するんです(甲状腺の病気は色々あるそうですが、詳しくは分からないので大まかに)。
当時住んでいた別府に甲状腺疾患の専門病院としては日本有数の「野口病院(http://www.noguchi-med.or.jp/)」っていう病院があったのが不幸中の幸い。
手術を受けたあとは数ヶ月に1回程度通院しないといけないんですけど、県内だからそれもそこまで大変ではなかったようです。
中には東京辺りから受診しに来ている人もいるらしいですから…。


で、1度目の手術では右側だけに腫瘍が出来ていたのでそちらだけ放射線を当てたんですが、25年以上経ってもう片方にも腫瘍が出来てしまい、今回の手術となりました。
本当は今年の4月くらいに手術受ける流れにはなってたんですけど、祖母の手術や祖父の1回忌などでそういう状況じゃない、ということで8月まで延期しました。
とは言っても、30年弱通院してたおかげで早期も早期の発見だったので、多少は延ばしても大丈夫だったようです。


本当は「難しい手術じゃないからわざわざ帰ってこなくてもいいよ」って言われてたんですよ。
三重県に嫁いだ姉も帰ってくるし、慣れてるからって言われて。
けど、そりゃやっぱ気になりますから、ってことでサプライズ的に帰りました。
母は私と似た性格なんで、メンタル的には心配してなかったんですけど、何分にも58歳ともう年齢的に体力も落ちるし、神経質な姉が付いてると余計に疲れることもあるかな、と思って。
案の定、会ってみれば思った以上に元気でした。
もともと食が細い人なんで病院食も平気だし、本読むのが好きな人なんでベッドでじっとしてるのも平気だし。
まぁあんまり動けんから腰が痛いとか、同室患者のおばさんがうるさいとかは愚痴ってましたが(笑)
術後の経過も良好とのことで、何事もなければ6日に退院できるらしく、何だかんだ言いつつ一安心です。


この甲状腺の疾患は女性の方が男性の何倍も発症する確率が高く、遺伝による発症もあるらしいです。
で、姉は母の担当医師に触診してもらったらしいんですが、その際に「1度受診してみれば?」と言われたそうで、早速予約してました。
私も受診した方がいいとは言われたんですけど、検診は2日もかかる上、日祝は休診日なんですぐには返答出来んなぁ、ってことで今回は保留にしました。
まぁいずれは受けようと思ってるんですけどね。



とりあえず、母が大事には至らず本当に良かったです。