情人節・前夜

アル・カポネ

猫も杓子もバレンタインな毎日です。


もともとバレンタインデーとは、バレンティヌス司教の命日。
彼は、時のローマ皇帝クラウディウスが発布した兵士の自由結婚禁止政策に反対、秘密裏に恋人たちの結婚式を執り行ってあげていました。
しかし、それがバレて逮捕、終いには悪の張本人として数々の拷問を受けたあげく棒で撲殺。
その後、記念日としてキリスト教の行事に加えられ、恋人たちの愛の誓いの日になった訳です。


さらに1929年には、アル・カポネによる“血のバレンタイン”(カポネ一家と敵対するモラン一家のメンバー7名が機関銃で射殺、アル・カポネの指揮と思われるが同氏にはアリバイあり)なんかもあって結構“血みどろ”なんですが、日本の恋人たちは浮かれまくってチョコレート業界を潤してるわけです。


バレンタインのプレゼントが“チョコ限定”なのは日本だけ。
って言うのも、モロゾフhttp://www.morozoff.co.jp/)が昭和6年に広告なんか出すから。
くっ、いくらプリンが激ウマだからって、こんなことが許されていいのか!
http://www.morozoff.co.jp/howto/pudding.html


って激怒するほど嫌っちゃいませんが(笑)
ま、この忙しい時期に何やら手作りしなきゃならんのはめんどいな、と。
金もかかるし。
でも既製品買うのはポリシーに反するのでw


あー何か、大分前のエンタであった摩邪のバレンタインネタ思い出した。

バレンタインデーでみんなにチョコあげなきゃいけないなんて女って損だよね。
 …ハァ!?
  てめぇ、それ以外の364日は男の恩恵に与ってんじゃねーか!恩返しくらいしろよ!

―――――みたいな(笑)


しかし、世の男性陣は義理でもチョコが欲しいモンなのか?
戦後の子どもじゃあるまいし、「ギブ・ミー・チョコレート!」も何もないでしょう(笑)
ってなコト言ってたら、リアルで撲殺w?